みなさんこんばんは。鱶(fuka)です。GWの最終日、いかがお過ごしでしょうか。
私は一足お先に、昨日から仕事でしたが…。連休中に、金七さんの家に遊びに行ってきました。
結局3人で6ゲームくらいしたのですが、私が勝ったのは1回だけでした。やっぱり勝率は
2割ぐらいのようです。われながら弱いな…。
さて、今回は「80日間世界一周」というボードゲームを紹介します。めったに新しいゲームをしないので
ゲーム紹介をするのも久しぶりですね。振り返ってみると、去年の9月の「ラッツィア」以来です。
「80日間世界一周」は3〜6人でプレイできるボードゲームです。プレイヤーは
ロンドンからスタートし、パリ→ブリディシ→スエズ→ボンベイ→カルカッタ→香港→横浜
→サンフランシスコ→ニューヨーク→ロンドンと、世界の各都市を80日以内に一周しなければ
なりません。
都市は、海路(船の旅行カードを使って移動。日数は4〜8日)と陸路(鉄道の旅行カード
を使って移動。日数は2〜6日)でつながれていて、手札の旅行カードを手番にプレイすることによって、
進んでいくことができます。旅行カードには数字が書かれていて、使ったときにはその数だけ、
日数を消費していきます。また、旅行カードが2枚必要なところで、同じ数値のカードを2枚出すと、
1枚分の日数で済むというルールがあります。鉄道2と鉄道4のカードを出した場合は、6日
消費しますが、鉄道4のカードを2枚出せば4日で済むのです。他には、ボンベイからカルカッタ
への移動には必ず12日(象のカードを持っていれば1D+6日)かかったりするので、日数の消費を考えずに
適当に進んでいくと、80日を超えてしまうことも多いです。このあたりのバランスは、かなり良く
調整されているみたいで、3回プレイしたのですが、ぎりぎり80日を越えるかどうか、というところでした。
旅行カードの使い方は、アベ・カエサルをほうふつとさせる感じです。
移動に使う旅行カードの入手ですが、各ラウンドの最初に、プレイヤー数+1枚分の旅行カードを
オープンにし、スタートプレイヤーから選んでいく方式です。その際、そのラウンドに行える追加
アクションが、旅行カードと抱き合わせになっているので、それもカードを選ぶときのポイントになります。追加アクションを以下に書いていきます。
・金貨1枚…金貨は1枚でダイスの振りなおし、2枚で旅行カードorイベントカードを獲得できます。
ダイスは気球で移動するときなどに使います。
・気球…旅行カード1枚を気球にすることができます。気球での移動にかかる日数は1Dです。
・イベント…イベントカードを引くことができます。潜水艦を使って移動したり、協力者の助けで
2都市を移動(通常は1都市づつしか移動できない)できたりと、有利なカードがあります。
・探偵…探偵を好きな都市に移動することができる。手番終了時に探偵と同じ都市にいると2日消費。
・スタートプレイヤー…スタートプレイヤーになれる。前回のスタートプレイヤーは選べない。
・旅行カード交換…旅行カードを捨てて、山札から同じ枚数だけ引きことができる。
各都市を巡っていく時に、それぞれの都市に1番乗りした人と、最後に訪れた人には、
ボーナスチップが与えられます。ボーナスチップは、金貨1枚とかイベントカードとかが
得られるので、トップの人がさらに有利になりがちですが、トップで走ろうとすると
旅行カードの数値がかさむことが多いので、それほど大きな差にはなりませんでした。
そんなこんなで、このゲーム、なかなか面白いゲームでした。戦略性が高いわけではなく、
運の要素が若干強い気がしますが、十分許容範囲内です。ルールも簡単なので、初心者でも楽しめる
ことでしょう。
In 80 Tagen um die Welt(「80日間世界一周」)/MICHAEL
RIENECK(作)
KOSMOS(発売), 2004
3-6人, 50-70分
鱶(fuka)の個人的評価:4(また遊びたい)
zaq3d2e3d2f.zaq.ne.jp (61.46.61.47)
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; ja)
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