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[ボードゲーム通信 諸情報]

<説明> このメールマガジンは、内外のボードゲームを紹介していくものです。
       特にドイツ製のゲームについて解説していきます。

       まぐまぐ版もミニまぐ版も内容は同じです。


<発行頻度> 不定期 


<サンプル誌>
  週刊ボードゲーム通信 1/1号 「モノポリー ポケモン」
 今回は「モノポリー」の「ポケットモンスターバージョン」です。 これは、ポケモンの人気にあやかって作られたモノポリーです。 ルールの変更は一点のみです。サイコロを振ってゾロ目が出たら、その目に応じたポケモンパワーを使うことができます(通常どおりもう一度サイコロを振って進んでもよい)。この6種類のポケモンパワーは強力です。内容は以下の通り。「任意のマスへ移動(GO通過の200ドルももらえる)」「200ドル受け取る」「各プレーヤーから50ドル受け取る」「チャンスカードを引く」「共同基金カードを引く」「他プレーヤーが持っている土地を指定し、サイコロを振り合い、より大きな目を出すとその土地を自分のものにできる(ただしモノポリーされている土地は指定できない)」 これらのポケモンパワーはプレーバランスを崩しそうですが、ちゃんと機能しています。特に、最後の他プレイヤ−の土地を奪える能力が、土地の交換を促進させています。モノポリーしてしまえば奪われる心配はないので、少々損をしても早く交換してしまう方が安全なのです。 モノポリーの面白さは交換にありますが、あまり慣れていない者にとっては交換は難しいことで す。そのため、交換がなかなかなされないプレーがよく起こります。交換(売買)は、交換相手のメリットが自分のメリットよりも大きく、自分は損をしているようであっても、基本的には得なものです。なぜなら交換に加わっていないプレイヤーは同じ状況のままで進歩していないため、自分は相対的に進歩したことになるからです。電力会社と水道会社を2人のプレーヤーが1つずつ持っているとき、すぐに1人のプレーヤーにまとめることが有効(必要)なのはそれゆえです(スタートの前後にある2組の土地も同じことが言える)。 ポケモンバージョンの新ルールは、旧来のモノポリーの弱点を解消しました。しかし、ランダムな要素を増やすことによる解消であるため、慣れたプレーヤーにとっては、まだ旧ルールの方が好ましいでしょう。
  "MOMOPOLY POCKET MONSTERS"(「モノポリー ポケットモンスター」)/(TOMY発売),
    1999, 4-6人,90分


              発行:ボードゲーム通信社



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